Category : Product Design
一般社団法人日本流行色協会/JAFCA – PRODUCTS & INTERIOR カラートレンドのイメージの香りを発表しています
2024年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ:Interplay インタープレイ/ 相互作用
互いがそれぞれの個性を謳歌できる関係を目指して
縦だけでなく横の新たな繋がりによって成長していくような意味合いがある、時代が大きく躍動していくようなイメージを香りで表現した
T:アップル、カシス、フィグ、リーフ
M:ローズ、ミュゲ、ジャスミン、ミント
L:ウッディー、アンバー、ムスク
カラーグループの香りのイメージ:
1.Serenity セレニティ/平穏:みずみずしい植物の葉の心地よいグリーンと爽快感のあるミント
2.Interlacing インターレーシング/交差:色みからイチジク×ブラックカラントの香りをイメージ
3.Protopia プロトピア/今より少し良い現実:苦みのあるフルーツを用いて、フレグランス的なラストノートとの組み合わせ
4.Prism プリズム/多面体:光を表現しているため、香りが鼻を抜けて脳へ刺激的かつ眩しさのある香り
公式サイト:2024年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
2023-24年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ:Alternative オルタナティブ(型にはまらない)
慣習から脱却し、新たな美意識に心を開く
アフターコロナの新しい時代に向けて、既存の慣習に囚われずに今までにない新しい香りを創った
T:ローズマリー、タイム
M:ラベンダー、ローズ、ゼラニウム、イランイラン
L:シダーウッド
カラーグループの香りのイメージ:
1.Life Looping ライフ・ルーピング:自然界にある植物や果実とティーの香り配分を多めにバランスを取った
2.Neumorphism2.0 ニューモーフィズム:シンプルかつレトロなイメージ、フルーツとフローラルがミックスされたシャンプーの香り立ちに置き換えている
3.Guilty ギルティ:光の世界へ突入するイメージで拡散力、鼻への感じやすさが高い香りを集めている
公式サイト:2023-24年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
2023年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ:Meme ミーム —文化を伝える遺伝子
記憶、風土、繭、光次元、4つの背景をイメージし創香
T:ローズリーフ、アルデハイド、グリーン、ミント
M:ローズ、ゼラニウム、ミュゲ
L:アンバー、シダーウッド、パチョリ、バニラ
カラーグループの香りのイメージ:
1.記憶:記憶の中にある『甘さ』と、焚いたお香を感じる香りとの組み合わせ
2.風土:土が風雨や太陽に晒され埃にまみれ、やがて苔が生えてきたものの匂いや、沈香、木を削ったようなセダーウッド、苦みのあるアンバー、花の青さにみられるグリーンを表現
3.繭:包まれる安心感を、爽やかでマイルド感がある白さと清潔感のあるミュゲで表した
4.光次元:違う次元にスパークするような感覚はきっとこうだろうと創造しながら、宇宙空間での温度は想像を超えた冷たさと仮定し、ミントの爽快さをのせて表現している
公式サイト:2023年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
2022-23年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ:“Eternal” エターナル
私たちの地球を永遠に受け継いでいく
永遠に変わり続けることによる『永遠』『流動体』から、香りの骨格をあえて作らず、脱構築させ、人や自然、街にも寄り添い溶け込むような香り
T:ユーカリ、レモングラス
M:ラベンダー、セージ、ジャスミン、ローズ、メタル
L:カカオ、アンバー
カラーグループの香りのイメージ:
1.ECO Composite エココンポジット:アップサイクル=永遠に変わり続けること。製造機械が動いている時のモーター臭ととらえ香ばしいトーンで表現
2.Effortless エフォートレス:温かい冬景色はユーカリ、レモングラスで透明感、鼻通りの良い清涼&爽快感をイメージ
3.Reflection リフレクション:光の色、空気のクリーンさはローズ、ジャスミンの泡立てているときのみずみずしいソープのトーン
4.Diversion ダイバーション:1970年代の懐かしい色合いは、喫茶店の店内に立ち込めるコーヒーの焙煎香で重ねて表現
公式サイト:2022-23年秋冬JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
2022年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
カラーテーマ:“Revive” リバイブ
“サバイブ”から“リバイブ(復活)”へ
カラーグループの香りのイメージ:
1.Degrowth デグロース(脱成長):
T:ベルガモット、グリーン、ブラックペッパー
M:ローズ、ミュゲ、オゾン、
L:ウッディー、アンバー
強い意思を持ったテーマであり、香りはベーシックにしすぎることなく、エレガントな雰囲気を大切にし、ピリッとした刺激と清涼感をブラックペッパーで表現し、骨格はフレグランスタッチに仕上げている
2.Optimistic Bio オプティミスティック・バイオ:
T:ローズマリー、ミント、ペア
M:ローズ、ミュゲ
L:ムスク、アンバー
ナチュラルな自然ではなく、人の手で作られた自然、バイオテクノロジーの技術によって保たれる自然ということで、ナチュラルなグリーンから離れるようなイメージ(蛍光色のようなグリーン)を表し、清涼感のある色みをローズマリー、ペパーミントで表現
3.Halation ハレーション:
T:リーフィーグリーン
M:ローズ、イランイラン、ジャスミン、ピオニー
L:ムスク
ハレーションする、目がチカチカする状態、危険なレベル一歩手前の刺激の高い香りを組み合わせることを想像。生花中に薬剤によくあるクレゾールの成分を有するイランイランとセメダインのような香気成分を持つジャスミンをメインにしたコンビネーションがポイント
公式サイト:2022年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー
* JAFCA | 一般社団法人日本流行色協会公式サイトより引用
(香料開発:塩野香料株式会社)