Category : Workshop
【アートディレクター 北恭子 x KITCHIBE】昆虫食フレーバーが香る 未来のおままごとセット
アートディレクター 北 恭子/KYOKO KITAの「昆虫食おままごとセット INSECTS COOKING TOYS」を五感で体感できるよう、美味しい昆虫食の香りを再現した「昆虫食フレーバー」3種を創香しました。2021年11月27日(土)~12月5日(日)まで表参道アート・イン・ギャラリーで開催される「見る見る見た目展」に展示されました。
タイトル : 弱みを握る寿司屋 “見る見る見た目展”
URL:https://arts19.jp
会期 : 2021年11月27日 (土)〜12月5日 (日) <会期中無休・入場無料>
時間 : 11:00〜21:00 ※ 最終日(12/5)は18時まで
場所 : ART・IN・GALLERY
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-25-3
電話 : 03-3402-0191 (会場直通) / 03-3408-8419 (ギャラリー運営会社)
URL : http://art-in-gallery.la.coocan.jp/
昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS
【バッターフレーバー】
トノサマバッタの素揚げの香りです。バッタはエビに近いため、ごくわずかにコーンの甘みも加えながら、エビの身や殻を揚げたようなイメージで表現しました。
【セミフレーバー】
クマゼミの燻製コンソメスープの香りです。セミは、燻製した後の堅い殻っぽい香りを。燻ぶした香りがコンソメスープに溶け込んだイメージで表現しました。
【エリサンフレーバー】
エリサンのグラッセの香りです。ピーナッツペーストのような練り感をイメージさせる香りでエリサンの濃厚さを表現。溶かしバターの香りと合わせてグラッセ調に仕上げました。
※監修:佐伯 真二郎(NPO 食用昆虫科学研究会 理事長)
◆コンセプト
「昆虫をたべたこと、学校では言えない。」
そう語る、小学生がいます。
都市型の人類に「昆虫の認識を再認識させる」。
そのために生まれたのが「昆虫食おままごとセット」です。
・昆虫は、必ず加熱して食べる(豚肉と同じ)
・羽や足など口触りの悪い部分はとる(野菜の皮と同じ)
・調理前と後で調理器具を分ける(生肉の扱いと同じ)
昆虫にも、肉や魚とおなじく、安全な食べ方があります。
それが体験できるよう、このおままごとセットでは、セミの羽が取れたり、バッタのギザギザの足が取れたり、生の昆虫用のピンセットがついていたりします。
そうして作られた実際の昆虫食メニュー(3品)の香りも再現しました。
昆虫を食べるかどうかは自由。
でも食べる選択をした人が、偏見の目で見られることがないように。
昆虫食という食文化への想像力を育て、理解をはぐくむ。
まずはおままごとセットで、体験してみませんか?
◆北 恭子/KYOKO KITA について
アートディレクター。1990年福岡生まれ。九州大学芸術工学部卒業。
株式会社電通のクリエーティブ部門に所属しながら創作活動を行っている。
Instagram:https://www.instagram.com/kyokokita_f/
◆「弱みを握る寿司屋」について
世の中で話題性や鮮度の高いテーマについて、課題(弱み)を発見し、デザインでの解決を目指すアートディレクター集団です。メンバーは、日本で唯一アートディレクションが学べる宣伝会議アートディレクター養成講座ARTS の19期卒業生で構成されています。
URL : http://arts19.jp
MAIL : arts2019team@gmail.com